聖路加同窓会生涯学習支援講演会

2023年度聖路加同窓会生涯学習支援講演会

2023年度 聖路加同窓会生涯学習支援講演会は終了しました。

「いつも」から「もしも」を支える 高齢者のアドバンス・ケア・プランニング

現地開催:2023年6月17日(土)14時45分~15時45分
開催場所:日野原ホール
     大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター 地下1F 東京都中央区築地3-6-2
参加費用:同窓会会員・非会員とも 参加無料・申込不要

 

オンデマンド配信:2023年6月26日(月)~7月9日(日)
同窓会会員・非会員とも視聴無料(通信料は視聴者負担)・申込不要


講師略歴

講師:宮田 乃有 氏
恵仁会 なごみ訪問看護ステーション 副所長 地域看護専門看護師
1997 年 琉球大学医学部保健学科卒業
1997 年 健和会 みさと健和病院に入職
1999 年 さくら訪問看護ステーションに異動
2005 年 聖路加看護大学大学院 修士課程(CNS コース)修了
2007 年 地域看護専門看護師 認定取得
2014 年より現職

聖路加同窓会では、会員の教養、専門的知識・技術向上のための啓発事業として、毎年生涯学習支援講演会を行っています。2023 年度は、高齢者のACP に関する講演です。
「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」とは、もしものときのために、その人が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。前もってといっても、いつ・どのように話し合えばよいのか、将来どうなるかなどわからない、何かを決めておくものなのか、そのときになったら変わるかもしれない、といった戸惑いを感じる方が少なくありません。しかし医療の現場では、実際に自分や家族等について具体的に選択する必要のある場面や、差し迫った状況で患者さんや家族等の選択を支援する場面に直面します。特に「その人」が加齢による心身の変化や認知症などを伴う高齢者の場合、望む生活を実現するにはどうしたらよいか、当事者・病院・地域など、さまざまな立場から考える機会になれば幸いです。

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2023年度聖路加同窓会生涯学習支援講演会ポスター